先日曙ブレーキデータ改ざんが発表されました。
詳しい内容は曙ブレーキホームページから
こちらについて解説していきます
改ざん内容は?
ブレーキを検査データの書き換えをしていたということです。
社内報告で発覚したのはとのことです。
部位が部位だけに心配です。
曙ブレーキは国内メーカーにも供給しているので心配です。
そのまま乗っていて大丈夫?(トヨタ車)
車両の安全性には影響がない。そのため安心して乗れる
メーカーに問い合わせました。
メーカーもしっかり調査を行ったようです。
ブレーキなのに大丈夫なの?
これについては僕もしっかり調べました。
※あくまで現時点です。何かあればすぐに報告します。
大丈夫な理由
メーカーの基準が厳しいから
です。
詳しく説明します
例えば
安全に乗れる数値が60とします。
メーカーが求めている数値は100くらいです。
つまり
メーカーの基準には満たないが、安全に乗れる基準は達している
ということのようです。
品質には問題はないが、データを改ざんしていた
というわけです。
なので安心してお乗りいただけます。
リコールにはならないの?
現時点ではならないようです
そもそもリコールの定義としては
「安全に乗れなかったり、保安基準(車検)に違反する場合」
に出されるものです。
先ほど言った通り、安全に乗れるとのことなのでリコールは出ません。
メーカーは記者発表前に報告を受けているから
調査にしっかり時間をかけているから大丈夫だよ
メーカーが隠してるだけじゃないの?
これはあり得ません。
その根拠に、もしリコールになっても費用を受け持つのは今回の場合は
曙ブレーキです。
なのでメーカーは費用を負うことがありません。
むしろ、メーカーとしては自社の商品に何かあってはいけないので
しっかり調査をして、必要であればリコールを出します。
その例がタカタ製のエアバッグです。
タカタ製のエアバック製品に欠陥が見つかり、
メーカーが調査してリコールを出しました。
ちなみにリコールは
国土交通省
の管轄のため、隠すなんて出来ません。
ブレーキを交換していたらどうなの?
新車で問題ないのはわかったけど
もしブレーキを交換してたらどうなの?
これも大丈夫です。
その理由は
車検時にブレーキの数値を測定するから
です。
車検時は、ブレーキテスターと言って
しっかりブレーキが利いているかを必ず測定します。
その時に数値が満たないと車検には通りません。
もちろん
前ブレーキ左右、後ろブレーキ左右、サイドブレーキ
それぞれの数値を測定します。
なので車検に通ったということは
ブレーキは問題ない
ということです。
ただどうしても心配なら1度ディーラーで測定してもらってください
まとめ
- トヨタ車は安心して乗れるとのこと
- データ改ざんは品質には問題ない
- リコールにはならない
- ブレーキを変えていても車検をしっかり受けて入れば大丈夫
- 理由は車検時にブレーキの数値を測定しているから
- ただどうしても心配ならディーラーで測定してもらってください